5)スクールが無い!

   1997年9月社員旅行で再度ホノルルへ。

  このときは、日本からのスクールへの電話連絡がつかず、FAXでの連絡のみだったため、

ホノルルのホテルに到着後、再度スクールへ電話をするが依然として応答なし、FAXは流れる。

心配になってホノルル空港の中にあるスクールへ行ってみた、だれもいない?!。

うそ! 私は何のために長時間のフライトを我慢してホノルルまで来たのか!

  隣の航空会社の人に聞いてみました。

そのときの答えは、とてもわかり易い英語He's Dead !でした。

  完全に打ちひしがれてしまいました。

何と約1週間前にスクールの社長(President)は、趣味のスカイダイビングの事故で墜落し

死亡していたのでした。

  このときに、自分の会社で飛ぶかい?と、声を掛けてくれたのがBill Anderson 

(Anderson Aviationの社長)でした。


 それ以降この会社で体験操縦を続けることになりました。

 この会社は、日本語の通じるスタッフは居ず、

コスモフライングスクールのようなホテルへの送迎も

ありませんでしたが、何よりありがたかったのは、

1時間のフライトがパイパーチェロキーC−140型で

燃料、インストラクターなど全て含んで$100+税金

という安さでした。

しかもこの時間のカウントは、航空機のエンジンが動作している時間のみをカウントすることでした。

 以前に比較すると同一金額で2倍以上の時間を飛べるようになりました。


 この会社は本来はプロのパイロットを養成するところだそうですが、機体のレンタルも行っています。
免許を持っていると1時間$65で借りられます。

 カップルがやってきて、簡単な手続でセスナ172を借りて空のデートを楽しんでいるのを見て羨ましく
なりました。

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